熱に弱い栄養素もレンコンパウダーなら効率的に摂取できる理由を解説
レンコンパウダーの原料となるレンコンには、さまざまな栄養素が豊富に含まれているので、赤ちゃんの健康のために離乳食に採り入れたいと思っている方は多いでしょう。
ただ、1歳に満たない赤ちゃんはまだまだ消化器が未発達なので、レンコンパウダーを使っても大丈夫なのか気になるところです。
そこで今回は、レンコンパウダーを離乳食に使う時期や、レンコン成分が赤ちゃんに与えるメリット、レンコンパウダーを使った離乳食レシピをご紹介します。
離乳食のレンコンは後期ごろから食べていい
レンコンの主成分はでんぷんですが、食物繊維も豊富に含まれているため、消化器が未発達の赤ちゃんが食べると、消化しきれない可能性があります。
離乳食はだいたい生後5~6ヵ月頃からスタートしますが、離乳食初期・中期にあたる生後5~8ヵ月頃は、レンコンの使用は控えた方がよいでしょう。
一方、離乳食後期にあたる生後9~11ヵ月からは、徐々に消化器も発達してくるので、レンコンを食べさせても大丈夫です。
ただ、固形のままでは硬くて食べにくいので、すりおろしてスープに入れる、片栗粉やバターを加えて焼き固めた「レンコンもち」にして食べさせると、きちんと消化できます。
離乳食完了期にあたる1歳~1歳半の頃には、柔らかくなるまで煮込めば、固形のまま与えることも可能になります。
ただ、硬いレンコンをすりおろしたり、柔らかくなるまで煮込んだりするのは手間と時間がかかるものです。レンコンを離乳食に採り入れるなら、はじめからパウダー状に加工されたレンコンパウダーが便利です。
れんこんファインパウダーは国産100%原料&アレルゲンフリーとなっています。赤ちゃんの離乳食にもぜひ活用してみてください。
レンコン成分が赤ちゃんに与えるメリット
レンコンに含まれているさまざまな成分が、赤ちゃんに与えるメリットを2つご紹介します。
1. 赤ちゃんの健康維持
生まれたばかりの赤ちゃんは、胎盤や母乳などからウイルス・細菌と戦う抗体のひとつである免疫グロブリンG(IgG)を受け取っています。
そのため、生後半年くらいまでは、さまざまなウイルスや細菌に対してある程度の免疫を備えていますが、母胎から供給される免疫は生後4ヵ月頃から徐々に減少し、生後半年にはほとんど失われるといわれています。
母胎から受け取る免疫が失われた後は、生まれつき備わっている自然免疫と、感染症などにかかった経験によって培われる獲得免疫の2つを発達させて免疫力を強化していくことになります。
ただ、自然免疫が発達し始めるのはだいたい1歳半頃ですので、母胎からの免疫が切れる生後6ヵ月~1歳半までの間は、最も免疫力が低くなると言われています。
レンコンには、免疫機能の強化に役立つビタミンCが豊富に含まれています。赤ちゃんの健康維持のためにも、ぜひ離乳食に取り入れてみましょう。
2. 赤ちゃんのお腹の調子を整える
赤ちゃんは便秘と無縁だと思われがちですが、消化器官が未発達なので、便の形や排便のペースがなかなか安定しません。さらに、赤ちゃんは筋肉量が少ないので、排便の力も弱く、意外と便秘になりやすい傾向にあります。
特に離乳食を始めると、授乳だけの頃より水分が不足しやすく、便が硬くなってなかなか排便できないことがあります。
レンコンには水溶性・不溶性の食物繊維が豊富に含まれており、便のかさを増やしつつ、腸のぜん動運動を促します。赤ちゃんのお腹の調子を整えてあげたいときは、離乳食に採り入れてみるとよいでしょう。
レンコンパウダーを使用した離乳食レシピをご紹介
赤ちゃんの離乳食にレンコンを採り入れたいときは、すりおろしや煮込みなどの手間がいらないレンコンパウダーを使用するのがおすすめです。
ここでは参考までに、レンコンパウダーを使用した離乳食レシピを2つご紹介します。
1. ピーマンとひき肉のスープ
<材料>
- 豚ひき肉:15g
- ピーマン:小1個
- 水:適量
- レンコンパウダー:小さじ1
- 豚ひき肉に小さじ1杯の水を加え、スプーンでつぶすように混ぜる。ピーマンはへたと種を取り、5mm角にカットする。
- 耐熱容器にピーマンを入れ、ふんわりとラップをして電子レンジで1分加熱する。
- 2に豚ひき肉と小さじ7杯の水を入れて混ぜ、再びふんわりラップをして1分半加熱する
- 仕上げにレンコンパウダーを混ぜ、とろみをつける
通常、とろみ付けには裏ごししたジャガイモや片栗粉などを使いますが、でんぷんの多いレンコンパウダーを使えば、簡単にとろみをつけられます。
2. レンコンもち
<材料>
- ご飯:お茶碗1/3杯
- レンコンパウダー:小さじ1杯
- お茶碗1/3杯のご飯にレンコンパウダーを加え、よく混ぜます。
- 一口大に成形し、レンジで1分ほど加熱する
1の過程で混ぜにくいときは、少しずつ水分を足してもOKです。ご飯の粘り気も重なって、柔らかくもっちりした食感になります。
のどに詰まらせるのが心配なときは、さらに小さくちぎって食べさせたり、スープに入れたりするとよいでしょう。
レンコンパウダーは赤ちゃんの離乳食にも使える!
レンコンには、お腹の調子を整えるなど、赤ちゃんの健康維持に役立つ成分が含まれていますので、離乳食にぴったりです。
レンコンは硬いので初期~中期の離乳食には不向きですが、離乳食後期からは一手間加えることで、赤ちゃんに食べさせやすくなります。
ただ、レンコンをすりおろしたり、柔らかくなるまで煮込んだりするのは手間ひまかかるものです。レンコンを使った離乳食を作るなら、最初から粉末状になったレンコンパウダーが便利です。
れんこんファインパウダーは、国産100%の原料とアレルゲンフリーとなっています。また、食品安全管理や微生物検査も徹底しています。ぜひ赤ちゃんの後期離乳食にご利用ください。